フェイジョアいただいて食べた
 徳島県のフェイジョアを栽培している人から果実をいただいた。
ありがたい。
ダンボール箱で届いた中身を見ると、さっそく香ってきた。
肝心の果実とご対面〜、と見ると、ぎっしりとすごい量だ。
こんなに沢山もらっちゃっていいのだろうか。

 箱内のフェイジョアは三種あるということで、最初は丸い形のもの。
これはでかい。
スモモの大型サイズくらいある。
球形なので、先端におちょぼ口のような花びら跡みたいなのがあって、ザクロを緑色にしたような外観だ。

写真
フェイジョアの極大の果実
2001年11月10日撮影

 やや細めで長めのタイプのものもある。
いなり寿司みたいな形かな。
表面はややデコボコしている。
小型の果実だが甘くてうまいと教えてもらった果実は、これがぎっしりと数十個だ。

 小型のものは体積的にはピンポン玉ぐらいで、ぎゅっとやや長円形にした形だ。
なんといっても、匂いというか香りというか、甘酸っぱい芳香?がかなり強いので、部屋中に充満してしまう。
心ウキウキしながら、まずはでっかいフェイジョアを取り出して、包丁で半分に切って、スプーンでほじって食べてみる。

 お味は?。
酸味を基本にした味だが、なんというか、表現に困る味だ。
オレの感想は、子供用のチューインガムに大変よく似た味だと思う。
バナナとリンゴをまぜた味だったか、パイナップルとナントカをまぜた味だったか、文献ではそう表現されていたが、でもさ、フルーツをかき混ぜて食ってるわけじゃねーから、わかんねえよ。

 トロピカルフルーツのグアバと親戚の果実のせいか、かなり味覚の個性が強い果実だ。
でかい果実は、熟期がやや遅いタイプらしく、柔らかい部分は中心部付近だけで、皮付近は固めなので、食べる部分が相対的に少なく感じた。
皮付近は、梨みたいにジャリジャリする。

 で、小型のフェイジョアを食べると、これは中心部が半透明なゼリー状で、皮付近までよく熟していてうまい。
熟期の判断は、外観から見てもわかりにくいが、包丁で半切りにして、スプーンですくってせっせと食べる。
が、切るのがめんどい。

 そこで、包丁で果実をくるくると回しながら皮を切り落として、食べると、皮付近の果肉外側のジャリジャリを感じてしまって、この食べ方ではイマイチ。
皮ごと食ってみればどうかとかじってみると、皮がうまくない。
やっぱり、半切りにして、スプーンですくって食べるのが向いているようだ。

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