雪で落葉したフェイジョア
 やたらと苦難が続くわ、続くわ、オレんとこのフェイジョア栽培。
でも食い下がるオレとしては、数年前から再挑戦を挑んでいた。
そうはいっても、冬の寒さで地上部が全滅しては、春になれば地中から新芽が伸びてきて、冬になればまた枯れる、というのをまたもや繰り返し。

 温州ミカンも挑戦していたが、これは地上部が枯れれば、根っこまで枯れてしまって敗者復活はできなかった。
だが、フェイジョアは違う。

 伸びたフェイジョアの芽は、たまたま暖冬の年があったりすると、地上部の幹や葉が全て枯れてしまわずに、けっこう生き残ることがあった。
翌年はそこから、また再び伸びるわけ。
寒さで枯れる枝は多いが、だんだんと枯れる量よりも、伸びる量が上回ってきた。

 というわけで、プラスマイナスとしてはジリジリと増加をたどり、ついに二メートル近くにまで達したのであった。
粘るオレ、凄いぞ。

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ここらへんに、あとで開花の文章を追記する。
結実は無しだったけどさ。
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 霜で木の上部が傷んで落葉しても、木の中心部の茂りっぷりはまるごと維持できた。
大丈夫だぜ。
これだけ育てば、もう安心。
と、すっかり安心しきっていたら、降雪発生。

写真写真
2010年2月17日撮影

 数日して溶けたが、その後のフェイジョアみたら、ずいぶんと下に葉っぱが落ちてしまっていた。
凍り付いた葉っぱに、雪が付着して、その重みで葉っぱがたくさん落ちてしまったらしい。
常緑樹なのに、かなりの落葉だ。
こりゃ、またダメージ大!、かよ。

写真
2010年2月12日撮影
降雪が繰り返しあるたびに、葉っぱがどんどん落ちた

 一難去ってまた一難。
今年の開花は大丈夫かなあ?。
まったくいつになったら自家製のフェイジョアを食べられるのやら、初めてフェイジョアを植えてから、もう苦節二十年も経っちまったぞ!。

2010.4.12 記
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