福島県の裏磐梯の湖に向かって、茨城県から国道118号線を北上中、「モモ」の看板が見え始めた。
桃を直売しているらしい。
だんだん食べたくなってきたので停車した。
偶然ながら、そこの販売所でラッキーだった。
「オレは旅行中だから桃は三個ぐらいでいい、ここで食べていく」と言っているにもかかわらず、園主は六個ぐらい詰め込んできたので、もうしょうがないねえ。
食べきれずに余ったら旅行先まで持ち運ぶことにして、すぐ隣の東屋(あずまや)でオレはモモを食べ始めた。
公園の施設と思ったら、モモ園の個人所有の建築物のようだ。
暑いので、日除けがあるのは有り難い。
そこでは小さな子供が遊んでいて、モモと子供のコンビはカワイイ。
子供と仲良くなるにはどうしたらいいか考えて、デジカメのモニター画面を見せたところ面白がるので、最後にはモモの木をバックにして、子供の写真を撮らせてもらった。
個人プライバシー上、わざと後ろ向きの姿で撮影してみました。 福島県 須見川市 しげちゃんFarmにて 2001年7月29日撮影 東屋の土台は一メートルくらい高かったので、その場所から周りの畑を見ると、目の前に赤いモモが成っている光景だ。
うーむ、この景観、見事にキマって最高であった。
モモが熟する時期は八月に入ってからお盆ごろまでで、同時にこの時期は休暇とも重なって、販売のピークシーズンだろう。
モモの栽培だが、茨城県と福島県では傾向が違うんだ。
隣同士の県だが、土質や気候がかなり違うようで、茨城県ではモモは不向きのようだ。
実際に、茨城県ではモモの直売というのはほとんど行われていない。
丸太の輪切りのイスに座って、木のテーブルの上でモモをデザートに食べる。
たまたま留守中の別荘地の庭先を借りて、こんな優雅な思いをさせてもらっている次第である。
オレと湖と本と桃(スモモ含む) 2001年7月29日撮影 無断で別荘の庭先を使っているので、持ち主がやって来たら叱られるとビクビクしていたが、ゴミなどを散らかしたりしなければ、利用しても大丈夫だろうと勝手に納得して、テントを張って寝てしまった。
うう、夜は寒い!。
翌朝、朝霧の湖をカヌーで一周することにする。
裏磐梯の曽原湖にて 前方の黒いのは、枯れ木の先端だけが水面に出ているところ 2001年7月30日撮影 裏磐梯の湖は、たった一平方メートルくらいの島に、数本の木がヤシの木みたいに生えているという冗談みたいな光景があるのだ。
小さすぎると上陸できないから、八畳くらいの別の島に上陸してみた。
その後、再び別荘に戻って、木陰でモモを食べながら、読書までしてしまう。
福島県はフルーツの栽培がとても盛んなところで、今回の旅行で道もわかったから、また訪れたいと思う。