ベリーコテージのラズベリー
 ベリーコテージに到達、まだブルーベリー摘み取りはやっていない時期だけど、日曜日だけ仮開店していると聞いていたので、あらかじめ連絡の上で訪れたのだ。
さっそく、持参したパティシエ製ケーキをプレゼントする。

 ベリーコテージはラビットアイブルーベリーの摘み取りがメインで、園内の喫茶ログではケーキも加工しており、六月はラズベリーが収穫時期なので、ラズベリーケーキがあるのだ。
さっそく頼んでみた。

 楚々とした白いケーキで、てっぺんに赤いラズベリーが載っている。
数は多くないが、ラズベリー果実は一個ずつ大事に扱われているのがわかる。
ロールケーキは、ケーキ本体と白いお皿にクリームで模様を描いたデザインで、いい感じだ。
おいしく食べて、すっかり満足して、満ち足りたのか何を飲んだか全然思い出せない(スイマセン)。

 ベリーコテージはパティシエのケーキとは違った意味で特徴があって、園内で採れた自家製ラズベリーを使っているのだ。
新鮮さと、栽培の素性のはっきりした果実を使っているわけで、長所だと思う。
また、ラズベリーは単に植えたままというわけじゃなく、投資と手入れをかなりしている。


写真
この日は雨よけのビニルを張ってなかった
2003年7月20日撮影

 雨よけのビニルを張って、梅雨時のカビに弱いラズベリーを上手く栽培しているのだ。
ラズベリーケーキも食べたし、さて帰ろうかと思ったとき、大事なことにオレは気付いた。
ついさきほど都内で見てきたパティシエのケーキは、どんな味かオレは知らないことだ。

 というわけで、ベリーコテージにあげたケーキを、頼んで一個返してもらって食べさせてもらう、という、はなはだみっともない事態により、味わうことができてそれの味は甘味一辺倒の傾向を感じ、表面のツヤ出し糖液(シロップ?)はもっと薄味がよさそうだ。

つづく

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