二〇〇一年ブルーベリー摘み取り開始
 二〇〇一六月二十四日のこと、ブルーベリーの収穫期には六月中はちょっと早いが、うちの早生(わせ)のハイブッシュブルーベリーは収穫がぼちぼちあったから、大森果樹園のブルーベリー園も大丈夫だろうと予測して電話を入れた。
「もう摘み取り始まってますよ〜」
と、明るい声で奥さん?の声が返ってきて、よっしゃあ!出発、することにした。

 親戚の子供達、姉、母まで連れて、計五人の大部隊だ。
今まで果物摘み取りはオレ一人で行くことが多かったが、最近は誘って複数で行くことが多くなった。
「まだ着かないのお〜」と子供達が騒いだが、たった一時間じゃねえか、がまんしてくれい。
大森果樹園まで自宅から片道一時間十分かかった。

 途中で休憩すべきだったかなと思いながらも、到着!。
ちょっと子供達にはつらかったかな。
「昨年も来ましたよね?」と、果樹園の奥さん?がオレの顔を見て言い、ありゃあ、覚えられてしまったか(喜)。
本日は曇りで、暑くなくて、摘み採りにはベストコンディションだ。

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大森観光果樹園にて 2001年6月24日撮影

 ほう〜、成っているのはウェイマウスが中心で、これはブルーベリーの中でも、熟する時期が最も早いタイプだ。
量もたくさんあって、味も充分だ。
子供たちもせっせと摘むし、女性達にも好評のようである。
ふふふ、摘み取り遠征がうまくいって、オレとしてもごきげんである。

 連れが喜べば、雰囲気に感化されてオレまで楽しさが倍増し、子供が飽きてグズり出すとオレの気分まで鬱になって、団体によって「気分は増幅」されて、飽きずに新鮮な刺激を味わうことができるのである。
よし帰ろう。

 家に戻ると子供が「ジャムを作ろう」と言い出し、大鍋で煮てあっさり完成した。
ハイブッシュブルーベリーは、ラビットアイブルーベリーよりも、ジャムにずっと作りやすい感じがする。
ジャムができた頃には子供はどこかに行ってしまって、食べた訳ではないから面白がって作ったようだが、何のために作ったのやら、子供のやることはなんだかよくわからないところがあるなー。

写真
ナベで煮ているところ 2001年6月24日撮影

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