ブルーベリー三年目の収穫はいくらに?
 畑に植えた観光摘み取り園用ブルーベリー、たくさんの本数植えたけど、三年たったら、どれくらい採れるんだ?。
植えて三年目の収穫はどのくらいのオカネになる?、のかな。
気になる。

 ブルーベリーの文献見ても、お金のことになると、まったくよくわかんねえ。
仕方ないから、オレが単純化して考えてみる。
ブルーベリーが、大きな成木になるのは、七、八年か、十年ぐらいかかるようだ。
ここは、八年としておこう。

 大きな樹になると、縦・横・高さが、平均二メートルぐらいになる。
でも、ラビットアイブルーベリーは、もうちょっと大きくなるようだ。
樹幅二・四メートルぐらい。
ハイブッシュブルーベリーは育ちが悪くて、一応最大二メートル位になるが、なかなかそうはいかなくて、せいぜい樹幅一・六メートルといったところ。(注 実際はさらにこの以下も多い)

 三年目の収穫量はどれほど?。
でも、なにしろ植えた場所や管理次第で、個体差が激しすぎて、もうー、資料値は渾沌としている。
一反につき六十万とか、大きくなれば一本五キロ採れるとか、まあ、ルーズなドンブリ勘定の世界だ。
仕方ないから、オレがムリヤリに簡易計算しちゃる。

 八年かかって、ラビットアイが二・四m、ハイブッシュが一・六mだろ。
一年あたりにつき、ラビットアイは〇・三m、ハイブッシュは〇・二mずつ樹が広がっていく、ってわけだ。
ラビットアイは年三十センチずつ広がって八年目で二・四m、ハイブッシュは年二十センチずつ広がって八年目で一・六m。
この設定値は、べつに無理がある数値ではない。

 たしか、一反(千平方メートル)全てを埋め尽くしたとき千キロ採れるんだったな。
つまり一平方メートルにつき、一キロ。
樹が広がって毎年のように占有面積が増えていくので、三年樹ならそのときの円の面積を計算すればイイわけだ。

 木はまるく広がっていくので、三年のときラビットアイは直径九十センチ、ハイブッシュ直径六十センチだから(順調にいってだが)、その面積は?。
円の面積を求める公式は、半径×半径×三・一四、だ。
小学生の算数の計算だ。

 ラビットアイ直径九十センチは、半径〇・四五m×半径〇・四五m×三・一四=〇・六三平方メートル。
〇・六三平方メートルで、〇・六三キログラムの収量だ。
ラビットアイ三年樹一本で。

 オレがやっと集めたブルーベリーの苗木が、今のところ約四五〇本あって、人からもらったもの、自分で挿し木して作ったもの、通信販売で買ったもの、店頭で買ったもの、などさまざまで、そのうちラビットアイが二百本ほど。
〇・六キロを二百本ということで、二百倍して、約百二十キログラム。
で、百二十キログラムは、いくら?(これが気になる)。

 一キロにつき二千円を一応予定しているので、ただしいずれ量産の値下がりで一キロ千円(千グラム千円)を考慮しなきゃならんが、ともあれ今は一キロ二千円で計算すると、百二十キログラムは二十四万円。
三年目で二十四万円なり。
う〜〜ん、額の大小は、いったん保留して、ハイブッシュの樹もあるので、そちらも計算しておこう。

 ハイブッシュ一年あたり二十センチ樹冠成長として、三年で樹冠六十センチ。
面積は、半径〇・三m×半径〇・三m×三・一四 = 〇・二八平方メートル。
三年樹一本につき〇・二八キログラムの収量。
と、でた。

 ハイブッシュは今二五〇本あるので、二五〇倍して、七十・六キログラム。
で、約十四万円なり。
ラビットアイ二十四万円 + ハイブッシュ十四万円、はいくら?、三十八万円なり。
三年目の収入予想額が、三十八万円とでた。

 三年目で、三十八万円の収入か、その年一年かかって!。
一年間を三十八万円で暮らすのは、そりゃあ無理だっ!。
オレは派遣社員辞めたくても、やめちまうわけにいかねーよ。

 というわけなので、いや、ここはまず、そうはいってもいきなり不満を述べるよりも、三年目にブルーベリー果実二百キロも採れて、オレ一人では食べ切れない量を収穫できるようになった幸せを優先して思うことにしておこう。
ま、ボーナスが無い派遣社員のオレとしては、夏のボーナスの代わり、と思うことにしよっと。

 夏に、三十八万円の臨時収入なら悪くねーじゃん。
確か年末調整でも、年間四十万円以下という小額?の副収入なら、税務署に申告しなくてもよかった、んだったな、たしか。
そうか、よかったよかった、いや、よくない。

※追記:上記の部分は誤りがあり、年収三十八万円以下なら税務署への申告がいらない。また、サラリーマンをやっていて、副業(副収入)としてお金をもらったときは、この場合は二十万円以下だったら申告がいらない。

 ま、上記の収量計算は、どっちかというと、取らぬタヌキのヌカよろこびを避けるべく、低めに計算している。
八年で成木といっても、最初は急激成長しても成木時にはだんだん伸びは鈍化するので、一律三十センチの伸長でもないし、つまり初期はもっと上の数値をいく可能性がある。

 低めに見積もって、もしも現実には高収量となって良き結果がでてもそれに浮かれず、ふだんの努力に努めて年々の順当な拡張を目標とする、というのを方針とするけど、この考え方って、典型的なA型なんだそーだ。
オレは、血液型A型である。

 三年でなく、五年目の予想
ラビットアイ樹冠1.5m、0.75m×0.75m×3.14=1.76平方m、200本は350平方m、収穫350kgということは70万円。
ハイブッシュ樹冠1.0m、0.5m×0.5m×3.14=0.79平方m、250本は200平方m、収穫200kgということは40万円。
合計110万円。

 樹冠一メートルや一・五メートルは、鉢植えのブルーベリーに比べれば大きくて充分成長したように見えるが、占有面積を考えると、全部合計しても一反の半分(約〇・五反)しかないので、年収とするにはまだまだ。
成木でなく、幼木でも多くの本数を揃えることで(鉢植えぎっしりとかね)、ブルーベリー樹の占有面積を千平方メートルにすれば、いーんじゃねえかなと思っているんだけど。

 一応八年目の予想
ラビットアイ樹冠2.4m、1.2m×1.2m×3.14=4.5kg、200本で900kg、180万円
ハイブッシュ樹冠1.6m、0.8m×0.8m×3.14=2.0kg、250本で500kg、100万円
合計280万円(一kg二千円が千円になってしまったときは、これの半額)

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